2019年02月16日

若き日の岳友梅ちゃん

私には若き日に良き二人のザイルパートナーが居た。岳友の名は梅ちゃんと山ちゃんである。

昨年の山ちゃんとのヨーロッパアルプスの山旅の話が具体的になった時、山ちゃんからショックな話を聞かされた。3年前に梅ちゃんがアルプスのマッターホルンで遭難死したという。その内容を聞くと梅ちゃんらしい遭難死であった。

68歳で亡くなるとは思いも寄らなかった。梅ちゃんは私より5歳年下で山ちゃんは9歳年下である。梅ちゃんに初めってあった時の印象は、ヘルメットをかぶった姿は可愛い女の子だと思ったほど小柄であった。私が26歳〜27歳で最も山登りに夢中になっていた頃である。都岳連所属の北斗山岳会に所属していた我々3人は、奥多摩のゲレンデつずら岩で毎週のように岩トレをしていた。先輩に頼らない登攀をしたかった私は、若き二人と多くの登攀をした。二人とも岩登りは上手かったので、穂高屏風岩、谷川岳一ノ倉沢の岩壁、北岳バットレス、谷川岳幽ノ沢V状岩壁など多くの登攀ルートを登った。何時も素晴らしい登攀が出来た事を思い出す。

梅ちゃんとの最後の登攀は谷川岳一ノ倉沢の衝立岩正面岩壁であった。この登攀はかなり順調に登ったが、8時間を要してしまった。梅ちゃんとの思い出で最も印象深いのは、マチガ沢と一ノ倉沢の間にある東尾根の岩稜を厳冬期に登り、そのまま茂倉岳へ縦走して雪洞でビバークした時である。翌日に万太郎谷への雪の急斜面の下降中に、梅ちゃんが足首を骨折してしまい、二人で大変な苦労をした事である。二人分のザックを運び、梅ちゃんを背負って運ぶために戻ってくると、雪の中を這って進んでおり、意地っ張りで、気丈な梅ちゃんの、私への負担を少なくしようと思ういじらしさに涙が出てしまった。やっとのことで土樽駅にたどり着き、東京に戻ることが出来た。意地っ張りな梅ちゃんはその後に、山ちゃん同様にヨーロッパアルプスに向かい現地で生活し、アルプス三大北壁の全てを登ってしまった。山ちゃんも日本人として初めてヨーロッパアルプスの多くの登攀ルートを登り、クライマー仲間では有名になって行く。

その後に山ちゃんはフランス国立登山学校から国際ガイド免許を貰っている。私には出来なかったヨーロッパアルプスの多くの登攀をした二人を、心から尊敬している。梅ちゃんが亡くなってから、彼のお姉さんから見せられた日記はドイツ語で書かれていたと云う。オーストリヤ山岳会に所属していた梅ちゃんはドイツ語を勉強しており、意地っ張りで努力家の梅ちゃんらしいエピソードであった。

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谷川岳東尾根登攀後の梅ちゃんと

記:剛
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2019年02月14日

お手軽BCスキー前武尊十二支沢

リフトで1800mまで行け、2040mの前武尊ピーク踏んで、割と簡単にゲレンデへ戻れる前武尊十二支沢へバックカントリースキーで行って来ました。

降雪後の3連休だったので道路も駐車場もゲレンデも大渋滞(汗)雪も降っててパウダーに期待が!
雪降る寒い中、普段より時間かかりましたが、リフトトップへなんとか到着!
準備して登り始めるが、シーズン始めなので(汗)シール付けてのハイクアップに戸惑う、が10分程で勘も戻り一時間チョットで前武尊の頂上へ!日本武尊(やまとたけるのみこと)の像に手を合わせて休憩したら滑走準備開始。
地形図確認してコンパス当ててシール剥がしてリーシュコード付けてヒール固定してブーツ締めてビーコンスイッチ入れてドロップインてほどではない滑走開始!!

ヒャッホー!新雪だけど走る走るホットワックスした甲斐があった〜と嬉しくなりました!
最終滑走なので、食われた後だけど膝パウでサイコー!!!!!そのまま滑り続けそうになるが、途中で止まってコンパス当てて再確認して再び滑り出す。残雪期の締まった雪とは違う浮遊感を楽しんでいたらアッと言う間に第六リフト下部に到達してしまう(T_T)第六ゲレンデに復帰してBCは終了、現実世界のゲレンデへと戻りました。

*有り難い事に頂上直下右手方向の川場谷方面はシッカリ通行止めのロープ貼ってありました。

帰り道の、しんめいの湯もR120もあおぞら渋川バイパス店も関越道もコミコミでしたが、タイミングと抜け道駆使して何とか21:40には到着、BCスキー始め楽しんできました。

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シーズン初めのハイクアップで戸惑う(笑)

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前武尊頂上

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やまとたけるのみこと

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みんなで滑走準備中

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時々薄日は差し込む

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初パウダーに歓喜

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やきにくあおぞら2コース¥1680-

記:OK
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2019年01月01日

2018年を振り返って

昨年は、大変お世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。
2018年に撮影した写真を整理しながら、山行を振り返ってみました。
2018年は、16回山行に出かけました。

印象に残るベスト5の山行は、
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1月14日 上高地
冬の上高地へ初めて行きました。
釜トンネルから歩き始め、1時間10分で大正池につきます。
天気が良く、大正池から見る穂高岳には感動しました。

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2月23-24日 天狗岳(八ヶ岳)
冬の黒百合ヒュッテは、混雑するので、金曜日を休んでの山行です。
やっぱり、山頂は強風で寒かった。

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7月14-16日 唐松岳から五竜岳
3連休で、駐車場も山小屋も混雑すると思い、久々のテント泊です。
唐松山荘に13:00頃につきました。
すでにテント場は、満杯で無理やり登山道にテントを設営しました。
想定を超える混雑です。

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8月11-15日 北穂高岳から奥穂高岳
北穂高岳のテント場で2泊の予定でしたが、夕方近くから雨に雷がなり小屋に逃げたかったが、遠くて逃げられず、予定を変更して1泊とする。
5日間の山行で一日中晴れた日は、なく残念でした。
最終日の穂高岳山荘〜奥穂高岳〜前穂高岳〜上高地は、マジで疲れました。

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10月27-28日 尾瀬ヶ原
登山者が少ない、静かな尾瀬ヶ原で白い虹を見ることができました。
28日の日の出後に霧が流れ至仏山が現れました。

記:HJ
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2018年12月25日

第9回足立フレンドリーマラソン

12月23日「第9回足立フレンドリーマラソン」10km参加しました。

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第1回からちょこちょこエントリーしてきましたが、毎回10km完走することだけを目標にしていて、タイムは気にしていません(というか、あまりにも遅いので)。

10km走りながらいろいろな事に思いをはせています、一年を振り返るというよりは自分自身に向き合う、というか走っていると素直になれるような気がします。

こうしたい、ああしたい、振り返るより前向きな気持ちなって、ゴールした時には体の疲れよりも心が満たされることの方が勝っているのです。

今年も完走できた、また来年一年頑張るってね。
とても地味な大会ですが、アットホームで走っていて気持ちが良いです。
ボランティアの人たちが暖かいです。

どなたか、一緒に走りませんか(タイムにこだわらず、だけどね)。

記:kn
タグ:マラソン
posted by 草加山の会 at 22:51| Comment(0) | 日記

2018年11月14日

登山技術講習会に参加しました(中・上級編)

平戸の岩場にて開催された登山技術講習会中上級クラスに参加してきました。
中上級クラスでは制動確保からの仮固定および自己脱出の訓練を行う上で必要となる各ロープ操作技術についての確認から始まった。フリクションノットのプルージック、クレイムハイスト、マッシャーの実践と確認、クローブヒッチ(インクノット)の確認、ムンターヒッチ(半マスト結び)の確認を行った後に制動確保へと移った。

制動確保では50kgのウェイトの墜落衝撃に対して制動確保を行い、ビレイデバイスの仮固定からフリクションノットによる確保後のビレイ解除、支点構築後にムンターヒッチによるクライマーの降下を行った。

次に、自身をクライマーとしての落下後における登り返しを行い、3倍力システムによる引き上げ支点の構築方法、ブッシュを利用した支点構築方法について学び講習終了となった。
3倍力システムによる引き上げシステム構築については山岳ガイド式の新しい構築方法について知見を得たので詳細を以下に説明します。

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上の写真は自宅での再現になります。
ロープマンなどのジャミングプーリを用いない場合には支点にフリクションノットを用いてジャミングを行うが、ここにガイドモードでATCなどのビレイデバイスを用いる事でジャミングを行っている。フリクションノットを用いた場合はノットがカラビナを越してしまいジャミングが効かなくなったりスリングの余り分だけ戻りが発生するが、ビレイデバイスを利用した場合はフリクションノットより格段に戻り量を少なく出来る。また、構築に掛かる時間についてもフリクションノットが1箇所で済むため時間短縮になる。

ロープマンなどのジャミングプーリは現場に持っていっているかという事が問題となるが、一般的な装備として考えるとロープを携行している時にはビレイデバイスはまず間違いなく携行していると考えられるので非常に効率的なシステムであると考えています。

記:YY
posted by 草加山の会 at 09:27| Comment(0) | 日記